腕時計は精密機械です。乱暴に扱ったり、誤った操作方法をすればすぐに壊れてしまいます。正しい知識を身に付けて、腕時計と長く付き合っていきましょう。ここでは、特に注意しなければいけない部分を取り上げてみました。
これだけはやってはいけない事
リューズ操作
リューズは腕時計内部の機械(ムーブメント)と外界をつなぐ大切な役割をもっています。無理やりおしこんだり、引っこ抜いたり、乱雑に回したりしては絶対にダメです。回すときはゆっくりと、押し込んだり、引いたりは確実に。出来る限り一方向に回しましょう。
裏蓋の開閉
裏蓋は自分で開けてはいけません。防水に重大な役割をはたすパッキンがきっちりはまらなくなったり、機械内部にホコリが入って故障の原因となります。また、裏蓋が厳重に閉まっているため、工具の使い方を誤れば時計本体にキズがついてしまう事になりかねません。電池切れや汚れ取りなど、腕に覚えがあってもメーカーや時計店へ依頼しましょう。裏蓋を開けると、防水性能の低減、メーカー保証対象外は避けられません。
スポーツでの使用
腕時計は基本的に運動との相性は良くありません。「G-SHOCK」のようなスポーツ仕様モデルならまだしも、通常の腕時計はスポーツをするときには外しておくのが原則です。ゴルフのスイング時のインパクトで針が飛んだ、なんて話を聞いたこともあります。
機械式時計の場合
自動巻きや手巻きの機械式腕時計は、特に注意が必要です。
- リューズは早回し、逆回し厳禁
- カレンダーボタンはゆっくり確実に
- 過度な振動、衝撃は与えない
- 定期的にオーバーホール(分解洗浄)
以上を心がけて長く付き合っていきましょう。
防水時計の場合
水は腕時計の大敵です。裏蓋やリューズの隙間からすきあらば浸水してきます。防水性能を過信せず。雨天や洗い物、入浴時ははずしましょう。
防水性能について
防水性能を示す10気圧防水(100m防水)等は、100m潜れるという意味ではございません。ケースの強度レベルに基づいての表記になります。特に、スキューバ潜水には、ISOによって定められた規格をクリアした腕時計のみが利用できます。一般にダイバーズといわれるモデルは、時計の機能、形状(逆回転防止ベゼル、インデックス)から呼ばれるケースがほとんどです。
| 3気圧防水 | 5気圧防水 | 10気圧防水 | 20気圧防水 | |
| 汗 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 水滴(洗顔など) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 水しぶき(水仕事など) | × | ○ | ○ | ○ |
| 水上(洗車など) | × | × | ○ | ○ |
| 水中(水泳、素潜りなど) | × | × | × | ○ |
| 水中(潜水など) | × | × | × | × |















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